心の清涼剤

胸の辺りがスーッとする読後感

円盤型の空

宇宙うちゅうんでるようなこの法則ほうそくがわからない

したらこっちまでかえされていく

余計よけいなことはするな

それが警告けいこくなのかアドバイスだったのかはわからない

それはいまになってみればただしかった

おもすだけでゾッとするような可能性かのうせい

 

かう視線しせんさきそられている

そこにかる橋脚きょうきゃくひだりにカーブする

ここからしばらくはそらえないだろう

道路どうろせまくなってより現実げんじつせまっていくかん

このくるま宇宙船うちゅうせんではないくろかたまりでいつまでもこの道路どうろにしがみついているしかないもの

にタイヤをつけてグルグルまわ

息苦いきぐるしくなるのはいつものこと

 

くるまなかのCDは洋楽ようがくでポップなかんじでテンポがいい

シギシしたおとがだんだんきになっていく

迷路めいろまよんだような風景ふうけい

ポップなアートがならんでいて催眠効果さいみんこうかがあるような

触角しょっかくうしなった昆虫こんちゅうみたいにあたまからだがねじれていく

ポストモダンへの欲求よっきゅう

このままではきていけないという確信かくしん

こっちがわるのか社会しゃかいわるのか

世界せかい神様かみさまがいない

 

くるまなか一曲いっきょくわる

つぎきょくはじまるまでのみじかあいだ

フロントガラスにひかり反射はんしゃする

ひだりのカーブにからだかたむけると遠心力えんしんりょくすこ身体からだおもくなる

西にしほうからの陽射ひざしがまぶしくて一瞬いっしゅんクラッとする

七色なないろにじ網膜もうまく

そしてそのあたえられたものが地上ちじょうなのかそらなのかは関係かんけいなくてこの空間くうかんむねなか呼応こおうしてうしろをかえれば宇宙船うちゅうせんせまってきてそのおおきなはらそらおおった

note.mu