心の清涼剤

胸の辺りがスーッとする読後感

予感のする方へ

 みちるとくび左右さゆう

くびいたマフラーをゆるめてからまたなお

くるまはしおとやクラクションがこえる

ひととおりもおお

 

まち雑踏ざっとうすこ戸惑とまど

タメいきをつくとしろいきになる

えきかうのはわかっている

いた場所ばしょ移動いどうしたい

一人ひとりかんがえなければならないことがある

そういう予感よかんがする

ひとなみ合流ごうりゅうしてえきかってある

 

電車でんしゃなか満員まんいんすわることは出来できずにつりかわつかまる

そこにいる人達ひとたちはそれぞれにかっていく場所ばしょがあるはずでそのことにはすこ安心あんしんする

ひとそれぞれのファッションが何故なぜ微笑ほほえましい

いろんなひとがいることがこころから素晴すばらしいとおもえる

まどからえる風景ふうけいながれていく

 

なんとなく川沿かわぞいの公園こうえん

都会とかいなかでも自然しぜんかこまれた雰囲気ふんいきがあってくことができる

 

かわなかではかもおよいでいる

こんな都会とかいなかにどこからやってたのだろうとおも

もしかしたら意図的いとてき公園こうえん雰囲気ふんいきのためにれてられたのかもしれない

それでも鴨達かもたち不満ふまんなどらないようなかおれつをなしておよつづける

いやになればそのはねんでいくこともできるだろうともおも

 

出来できたアンティークふうのベンチにすわ

なかけてはしほうすわ

ひとつタメいきをつく

左腕ひだりうでると時計とけいをつけていないことに気付きづ

とおくのそらながめる

真冬まふゆそらうすくもおおわれている

だいたい時刻じこく夕方ゆうがたちかくだろう

ビルの谷間たにま太陽たいようしずんでいく

わたしはその光景こうけいにしばらくうばわれる

 

かれわたしつけるだろうか

今度こんどわたしほうからかれいたいとおも

それが必要ひつようだとかんじる

これまでとはちが真摯しんしなもので

まれわるような予感よかん

それをかんじながら手袋てぶくろをしたのひらでおなかをやさしくさする

note.mu