心の清涼剤

胸の辺りがスーッとする読後感

記憶の中の流星群

放射冷却ほうしゃれいきゃくきびしくなりそう

それはなんとなくわかる

あさになるともやがかかって雲海うんかいえるかもしれない

その様子ようすふるえながらてもいい

そら見上みあげるとほしがキレイだ

流星群りゅうせいぐん

 

なかなか苦労くろうしてこのやまのぼってきた

田舎いなかみちよるなか半分はんぶんてずっぽうでくるまはしらせた

友達ともだち連絡れんらくりながらこの頂上ちょうじょう合流ごうりゅうした

バイクぐみ早々そうそう到着とうちゃくしている

この極寒ごっかんなか苦労くろうだったとおも

そのぶん対価たいか十分じゅうぶん回収かいしゅうしたんじゃないか

まさにスポット

簡単かんたんにはおがませてはくれない

 

いまはみんなでそら見上みあげている

エサを要求ようきゅうするひなどりみたいに

クラクラしたい気分きぶん

すこしでもきのばして一秒いちびょうでもながかんじていたい

 

一秒いちびょうごとに刻々こくこくぎていく時間じかんかんがえる

あと何時間なんじかんあといまのことをおもすかもしれない

いまぼくびかける、そのときはどんな様子ようすだい?

そしてそのときにはうしなっているものがあるんだろうともおも

宇宙うちゅう神秘しんぴにもてあそばれる

 

見上みあげたくらそらとおくてはかな

流星群りゅうせいぐん何十年なんじゅうねんかに一度いちどおどろいたりしてはなすけど種類しゅるいがいっぱいあって結構けっこうやってるらしい

そのとき獅子座ししざだったはず

ぼくにははじめての流星群りゅうせいぐんでサービス満天まんてん光景こうけいいき

たくさんのひかりせんのように四方八方しほうはっぽうらばっていく

だれかがそらうえから弓矢ゆみやはなっているみたいに

ほんの一秒いちびょうちょっとのみじかひかり

 

地上ちじょうではひくすぎてたか場所ばしょ必要ひつようでここまでたけどいつまでこの場所ばしょ見続みつづけるのだろうとおも

だれかがわなければならない

そらうえとこっちとでは時間じかんちが

そもそもその時間じかんという概念がいねんすらあやしいもの

こっちはあしいたあやしいもの

 

そろそろきてきたぼくくるまのドアをけてるときにってきたカクテルにばす

ビニールぶくろをガサガサとあさ

みんなはまだ夜空よぞら見上みあげている

そうしていれば神様かみさまがいつかエサをあたえてくれるとしんじるみたいに

 

ぼくふたけてビンをかたむけるけどそのときついでに見上みあげた星空ほしぞら相変あいかわらずでふと光陰こういんごとしというワードがかんでまさにそういう状況じょうきょうにいるんじゃないかとかんがえるけど実際じっさいその言葉ことば意味いみ全然ぜんぜんらない

note.mu