心の清涼剤

胸の辺りがスーッとする読後感

その背中に翼をみる(友達の別視点バージョン)

うしろからているとくびがカクカクなっている

ねむいらしい

運転中うんてんちゅうにそれはマズイとおも

でも面白おもしろくなってわらけてくる

事故じこ可能性かのうせいにはおもいたらない

それは信頼感しんらいかんというよりは一体感いったいかん

わりを想像そうぞうできないから出口でぐちつからない

 

高速こうそくはしっていてかるく100kmはている

車線しゃせんではそれよりもはやいスピードでこのくるましていく

そのたびドキッとして運転うんてんしている友達ともだちはシャキッと姿勢しせいただ

自分じぶんでもヤバイとおもったのか休憩きゅうけい提案ていあんする

それにはなに文句もんくはなくてつぎのサービスエリアにはい

 

そこでこと顛末てんまつはな

おれ気付きづいていたけどもう一人ひとり友達ともだち気付きづかなかったらしい

おどろいてはいたけど文句もんくわない

ここまでずっと一人ひとり運転うんてんしてきたのだから

 

すこあるいて景色けしきながめる

えるのはやまばかりでその隙間すきま道路どうろはしっている

雑多ざった繁茂はんもした田舎いなか自然しぜん

きする風景ふうけい

紅葉こうよううつくしさとは都会人とかいじん発想はっそうだろう

 

食堂しょくどうはいってなにべようとはな

食券しょっけん券売機けんばいきまえでメニューをえら

おれはカレーにする

みょうさらがデカくてみずうみのようにもえるサラサラのカレー

あじおぼえていないし期待きたいもしていなかった

 

ここからはもうかえるだけだ

運転うんてんする友達ともだちはやかえりたがった

もうこんな田舎いなかりだと

それにはすこ同情どうじょうした

未来みらいかんじないんだろう

 

堂々どうどうめぐ

 

あともうすこしだからとかたをたたいてはげます

とりあえずはかえ場所ばしょかえろうというかんじで

そのさきのことはまた・・・

 

言葉ことばかばない

おれはこいつになにってやれるんだ

まだ大丈夫だいじょうぶ

せめてそれをしんじてやろう

いつだってそうだ

これまでだって・・・

 

まだ大丈夫だいじょうぶ

 

自分じぶんかすように

背中せなかつばさえている

それをしんじて

それをおれ一番いちばんしんじてやろう

このさきどうなるにしてもおれにはそのつばさえている

おおきなとりのようにドデカイものが

大空おおぞらをうなるようにける

どんなにとおくてもひとっ

そのたか場所ばしょから世界せかい見下みおろせばいい

過去かこ姿すがたなんかはわすれて

だれにもとどかないあたらしい場所ばしょしず夕日ゆうひかおをしかめることができる

note.mu